神戸異人館の記事は少しお休みして、
週末に大阪城公園の桜の写真を撮ってきたので、
撮影に苦労した話を絡めて、書いていこうと思います。
梅の次はもう桜です
そうです。つい先日まで、
このブログでは、梅の写真をいろいろ張り付けていました。
とか
だというのに、大阪の桜開花宣言が先週に出て、
もう桜撮れるんかー!ってなりました笑
だから毎年桜は撮るけど、梅はあまりとらないんですよね。。
桜ってピンク色のイメージですよね
皆さんもそうだと思うのですが、桜のイラストを思い浮かべると、
ピンク色、あるいは桃色がイメージされると思います。
しかし、現実で撮影した桜の写真ってどうですか?
圧倒的に、白くないですか?
なんか想像した色じゃないってことが、
草木を撮影していると多い気がします。
そのために、撮影時はRAWで撮って、
現像時に好みの色にいじることになるのですが、
個人的には、通常のJPEGで頑張りたいと思うタイプです。
だって、RAWはJPEGより容量が必要になるのですから
って頑張った結果がこちらです。
元の写真を上げんかい!って言われそうですが、
JPEGで明るさを上げて、コントラストを上げれば、
十分発色よくさせることができます。
Instagram向けにすると、もっとコントラスト上げて、
キラキラな感じにさせると思いますが、
そこは個人の感覚です。
これも結構コントラスト上げている方です。
ふんわり雰囲気でボカした写真もよく見る
よく、桜の写真で、ピンク色で囲まれている中、一部分だけ焦点が合って、
めっちゃふんわりな雰囲気がある写真ってありますよね。
個人的な予想ですが、
あの写真も、元はそこまでピンクピンクしていないと思うんですね。
現像の力によるところなのかなぁって思っています。
僕個人が、コントラストコッテコテの写真が好きなもので、
このような考えを持っています。独断と偏見で書いています。
じゃあ実際どのような工夫をしているの?
自分の場合、JPEGでの編集の余地を上げるために、
色を出したい!っと思ったときは、露出補正を少しマイナスに振っています。
桜の花が白くなってしまうのは、明るすぎるからという理由からです。
白飛び・・・とまではいかないものの、明るく映りすぎちゃうんですね。
これは、AUTO撮影でも変わりません。
んで、この露出補正をマイナスに振るというのは、
もともと紅葉を撮影していた時に学んだ方法でした。
昔にリバーサルフィルムを使って京都嵐山の紅葉を撮影したときに、
事前にWebで調べたところ、
少しマイナス補正をかけておくと良いとの記述があったのです。
リバーサルフィルムというのは、
通常のフィルムであるネガフィルムと違い、
色がそのままフィルムに出てくるものです。
ネガフィルムと違い、現像時の補正が効きにくい特徴があります。
ただ、発色は素晴らしいものです。
ネガフィルムって、光にかざすと白黒っぽいんですが、
リバーサルフィルムは、写真そのもの、カラーなんですね。
ネガの反対で、ポジフィルムという言われ方もします。
ちなみに、現像コストが高いので、ぜいたくなフィルムです。
でも今撮影しているのデジカメやし、関係ないやろーって思ってたら、
意外とこれが使えるテクニックでした。
ちょっと極端ですが、こっちの方が色が出ていると思いませんか?
同じ場所で露出補正をマイナスに振って撮影したものです。
(本当はマニュアル撮影でやる方が自然になるんですが、個人的には簡単な露出補正に頼っております)
で、昼間はこれでいいんですが、
夕方になりかけで、日があまり当たらない場所については、
明るくして撮影することが重要になってきます。
同じように露出補正マイナスで撮ると、魂が抜けたように青くなります。
ガチです。
つまり、昼間とそれ以外の時間で撮り方が変わってきてしまうのです。
桜一つにしても、結構撮影にこだわると、
一つの方法ではうまくいかないというのを実感します。
最後に
写真集ブログのこてぴっくでも桜の写真を上げています。
こちらに張り付けた写真とは異なる写真もありますので、
ぜひ見てください!